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ずっと、演劇が怖かった。

はじめまして。主宰の横川良明です。

 

演劇ユニット「少年眼鏡」は、

演劇ライター・横川良明によるプロデュースユニットです。

 

18歳、高校卒業と同時に演劇にひと区切りをつけてから、

僕にとって演劇はずっと怖いものでした。

 

ひとたびふれてしまうことで、

胸の奥で封をしていた演劇の魔力にからめとられてしまうことが怖くて、

ずっとずっと避け続けてきました。

 

けれど、32歳になる今、

もういちど演劇と真っ正面から向き合おうと思います。

 

たとえ才能がなくても。

たとえ世間に嗤われても。

 

自分が、演劇という世界でどこまでやれるか。

試してみようと思います。

 

難解な言葉も、

複雑な構造も、

崇高な思想も、

社会への批判も用いることなく、

ただシンプルに、

この星の片隅で生きる不器用で優しくていとおしい人たちの

小さなドラマを丁寧にすくいとっていけたら。

 

そう考えています。

 

劇場を出たとき、自分の人生をぎゅっと抱きしめたくなる。

大切な誰かに逢いたくなる。

 

そんなお芝居を、めざします。

 

 

それが、少年眼鏡です。

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